内藤剛志「ドラマで希望を届けたい」『警視庁・樋口警部補』念願の連ドラ化!

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内藤剛志

2003年に放送された『警視庁・樋口警部補』。その後、2015年に『警視庁強行犯 樋口顕』というタイトルになってから現在までスペシャルドラマとして9作品が放送された。


そんな人気シリーズが2021年1月15日より、金曜8時のドラマ『今野敏サスペンス 警視庁強行犯係 樋口顕』(テレビ東京系、毎週金曜20:00~※初回は2時間SP)として放送スタートする。主人公・樋口顕を演じるのはもちろん内藤剛志さん。


満を持しての連続ドラマ化に「新しい扉を開けさせてもらえる気持ち」とコメントした内藤さんに作品への意気込みなどを語っていただきました。


――ファン待望の連続ドラマ化ですが、お話を聞いたときはどんなお気持ちでしたか?


撮影は2002年ぐらいから始まったドラマで、僕の心に中にはずっと樋口顕という人間がいて、ライフワークになればいいなという思いがありました。これまでは2時間ドラマだったのですが、連続ドラマということで、1時間という尺のなかで、この作品はどのような色合いになるのかなという期待がありました。新しい扉を開けさせていただけるのは、すごく嬉しかったです。


――連続ドラマならではのチャレンジはありましたか?


2時間で完結させるために作品性が強くなるのは必然なのですが、今回は次に続いていく連続ドラマなので、できる限り“薄味”にしたいなという思いはありました。樋口という男は決してヒーローではない。しっかり日常での普通さを描くことで、物語が浮き上がってくると思っています。色に例えればモノクロに近い感じに映ればいいなと。


――日常を描くという意味では、川上麻衣子さん演じる奥さんと、逢沢りなさん演じる娘さんとの家庭でのシーンも重要になってきますね。


おっしゃる通りで、連続ドラマになれば家庭のシーンも増えますし、とても大事だと思っています。外では割と優秀な刑事でも、家では普通のお父さんであり、娘や妻の方が強いということが、しっかり出せればいいなと思っています。


――川上さんや逢沢さんとの撮影はどんな雰囲気なのですか?


麻衣子に関しては40年ぐらいの付き合い、りなちゃんとも他のドラマで共演しているので、和気あいあいとしています。なので、家庭でのシーンはすごくリラックスしてできています。現場ではたわいのない会話をしています。りなちゃんとは「最近はなにが面白いの?」とか、本当の娘と会話しているような感じです。


――連続ドラマの第1話では、娘さんの上司役を演じる塚本高史さんがゲストとして登場し、樋口警部の家族の関係者が物語に絡んできますよね。


家族が基盤の刑事であることを意識してもらえるという意味では、1話目がそういう展開というのは、いいですよね。


――本作には「刑事はヒーローじゃない」というキャッチコピーがついていますが、数々の刑事ドラマに出演している内藤さんから見て、他の作品と違うなと思う本作の魅力は?


他のドラマは主人公が刑事として優れているからこそ、部下がついてくるという設定。しかし、このドラマの樋口顕というのは、色で言えばモノトーンのようなイメージ。そこに事件が発生すると、だんだん色が入ってきて染まっていく。とにかく持ち味は一生懸命であって、一人でなんでも解決できるような人物ではないというところが、他のドラマとは違うところかなと思っています。一人では解決できないからこそ、佐野史郎さんが演じている警部補・氏家譲や、榎木孝明さんが演じる管理官・天童隆一が活きてくる。


――エンターテインメントという観点からいうと、ヒーロー然としていない主人公というのは大きなチャレンジですね。


確かに、力があって強い主人公は見やすいですよね。でもこのドラマは、作品をすべて見終ったとき「すごくいいな」と思ってもらえたら成功かなと思っています。


――主演としては現場でどんな立ち振る舞いを?


僕は付き人もおらず一人で現場にいるので、キャストだけではなく現場のスタッフともなるべくコミュニケーションをとるようにしています。チームワークは僕にとっては、とても大切。その意味で、いまのコロナ禍というのはすごく大変ですよね。いつもなら現場のみんなでバーベキューなどしていますからね。そういうことをすることで、作品にいいものを醸し出せるんですよね。早くみんなでご飯を食べられるようになるといいんですけれどね。


――俳優生活も40年を超えましたが、2021年はどんな年に?


ドラマって視聴者に希望を届けるものであるべきだと思っているので「生きていくことって楽しいな」と思ってもらえるような作品に携わっていきたいです。僕自身も60歳を過ぎていますが、もっと遠いところに行きたいと思っています。またコロナも早く終息してもらいたいですよね。2019年末「良いお年を」なんて言って別れたら、2020年はとんでもない年になってしまった。少しでもいいので明るい年になってくれたらと思っています。


――視聴者にメッセージを!


このドラマは刑事もののサスペンスなので、視聴者の皆さんには、僕たちと一緒に捜査に参加しているつもりで、犯人探しを楽しんで欲しいです。スタッフ、キャスト共に素晴らしい人たちが集まり見応えのあるドラマになっているので、ぜひ見ていただきたいです。


(取材・文:磯部正和)


<第1話>
駅前でスーツケースから松生一彦の毒殺遺体を発見。ポケットに「正義」のタロットカード。樋口顕(内藤)と氏家譲(佐野)が調べると、松生は「神待ちサイト」で家出女性4人を集め殺害した連続殺人犯と判明。世論は正義の鉄槌を下すダークヒーロー「ジャスティス」の出現に沸き立つ。


東洋新聞の遠藤貴子(矢田亜希子)とネットニュース記者の今井隆(塚本)らが警察の限界を糾弾する中、樋口の娘・照美(逢沢)が何者かに拉致され……。

テレビドガッチ

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