頭の中が真っ白になるような絶頂。好きな人に触れられると、こんなに気持ちがいいんだ――<イケパラ☆シェアハウス貴志冬弥編 第9話>

この記事は18歳未満の方の閲覧を固くお断りします。18歳以上ですか? いいえ はい

【モデルプレス×KADOKAWA共同企画/独占連載】ミステリー作家は傲慢ドS?いきなり結婚ダメ出しって何様ですか!?偏屈で口が悪いミステリー作家の貴志冬弥。初対面で「貧相な女」と言い放ったあげくに「結婚する価値がない女」みたいなあつかい、さすがに傷つくんですけど!?壁に押しつけられて唇を奪われてしまって??口をふさげば静かになるってなんなのもう!
頭の中が真っ白になるような絶頂。好きな人に触れられると、こんなに気持ちがいいんだ――<イケパラ☆シェアハウス貴志冬弥編 第9話>/画像提供:KADOKAWA (C)深志美由紀 (C)じゃこ兵衛
頭の中が真っ白になるような絶頂。好きな人に触れられると、こんなに気持ちがいいんだ――<イケパラ☆シェアハウス貴志冬弥編 第9話>/画像提供:KADOKAWA (C)深志美由紀 (C)じゃこ兵衛

イケパラ☆シェアハウス特設サイト



頭の中が真っ白になるような絶頂。好きな人に触れられると、こんなに気持ちがいいんだ――<イケパラ☆シェアハウス貴志冬弥編 第9話>

「ん……」  

冬弥(とうや)さんの唇は、私よりも少しだけ体温が低い。  

舌先が甘くて、くらくらとめまいがした。

「有莉子(ありこ)」  

ちゅっ、ちゅっと触れあう唇の隙間から、冬弥さんが私の名前をささやく。その響きが甘くて、熱っぽくて、とろけてしまいそうな気分になった。

「は、あ……っ」  

思わずかくんと脚の力が抜けそうになったところをぐっと抱きとめられる。  

長いキスのあとに、冬弥さんは私の瞳を見つめた。

「……今度は逃げるなよ」  

いつも自信に満ちたまなざしが不安そうに揺れている。  

そのことが切なくて、嬉しかった。

「はい……」  

もう逃げない。わずかな迷いで、すべてを失ってしまうことがあるとわかったから。  

そして、この腕を、二度と離したくないと思うから。  

ベッドへ移動すると、冬弥さんは私をゆっくりと押し倒した。  

私の頭の横に腕をついて、こちらを覗き込むように顔を寄せる。陶器のように白い肌。涼やかな瞳の奥に、私の姿が映り込んでいた。

「有莉子。愛している」  

彼の顔が近づいてきて唇が重なった。  

絡みあう舌は、言葉よりも雄弁にお互いの気持ちを伝えてくれる。  

冬弥さんが私をどれだけ求めているか、そして大切に思っているかを感じて、胸がきゅっと切なくなった。  

冬弥さんの指が、カットソーの裾から内側へとすべり込んでくる。

「あっ」  

わずかに身じろぎすると、彼はぴくりと手を止めた。

「……ごめんなさい。大丈夫」  

私はそっと冬弥さんの背中を抱く。  

ためらいがちに服をたくし上げた冬弥さんは、私の背中に手を回して下着のホックをはずし始めた。  

そのまま手際よく服を脱がされて、私はあっという間に一糸まとわぬ姿になってしまう。

「……」  

見られていると思うと恥ずかしくて、腕でシーツを引き上げた。その手を冬弥さんが押さえる。

「や、は、恥ずかしいです……」

「綺麗だよ」  

冬弥さんは私の手をとって、自らの胸もとへと当てた。

「あ……」  

温かい。冬弥さんの心臓がドキドキと激しく脈打っているのがわかる。  

――冬弥さんも緊張してるんだ。  

そう思うと、少しだけ心が落ち着いた。

「有莉子……逃げるなと言ったが、無理はしなくていいんだ」  

やわらかい声がしんと耳にしみ込んでいく。

「俺ももうあせらない。おまえがいいと思うまで待つから」  

その声がまるで迷子になった子どものように聞こえて、私は首を振った。

「いいえ。私が、いま、したいと思ってるんです」  

冬弥さんの後頭部を抱きしめると、胸のふくらみに顔を埋めたようなかたちになった。かすかな息が胸もとにかかるのがくすぐったい。

「……有莉子」  

大きな手のひらが乳房を包み込む。そのいただきに、彼はやさしく口をつけた。

「あっ……」  

ぴくん、と肩が震える。  

敏感な場所を口に含まれ、温かくやわらかな舌で転がされると、熱を帯びた穏やかな快感が全身へと広がった。

「んんっ」  

私の反応を見た冬弥さんは、もう片方のいただきに指先で振れる。初めはそっとくすぐるように。だんだんとその場所が硬くふくらんでくるのが自分でもわかった。

「あ、ん……」

「大きくなってきた……敏感なんだな。かわいい声だ」  

彼は硬くなった蕾をきゅっと指先でつまむ。思わず、「あんっ」と大きな声が出た。 「あっ、あ、あんっ」  

一方を舌先でくすぐられ、もう一方を指でくりくりとこね回されて、こらえきれない愉悦に私は震えた。  

いままで、自分でこの場所に触れてこんな気持ちになったことはない。好きな人に触れられると、こんなに気持ちがいいんだ――。  

少しだけ切ないような、でもこのままどこまでも連れていってほしいような、不思議な気持ち。

「あっ……あ、あっ」

「かわいいよ、有莉子。もっと感じさせたい」  

冬弥さんは乳房を責めながら、もう片方の手でひざ裏をなでた。  

びくんと腰が震える。  

触れるか触れないかのやわらかな感触で、指先が敏感な肌をくすぐる。ぞくぞくとした快感に、下腹部の奥が甘くしびれた。  

――脚って性感帯なんだ……。  

自分の身体なのに、自分でも知らなかったことを冬弥さんに教えられている。気持ちのいい場所も、好きな人に触れられるとこんなふうにとろけるような気分になることも、いままでは何にも知らなかった。

「冬弥さん……好き……」  

思わずもれた言葉に、冬弥さんは顔を上げる。

「愛してるよ」  

ささやきと共に、脚の付け根をなでていた指がその内側へすべり込んできた。やわらかなスリットをかき分けて、誰も触れたことのない場所へ触れる。

「あっ……!」  

ぬるりと指先のすべる感触に、私のその場所が内側から蜜を溢れさせていることがわかって思わず頬が熱くなった。

「濡れてるな」

「い、言わないでください……」

「どうして? 嬉しいよ」  

冬弥さんは私の背中に片腕を回してぎゅっと抱きしめながら、蜜肉の奥へとゆっくり指を進める。

「んっ……!」  

冬弥さんの指はやさしく、けれど的確に私の中を探り、かき乱す。  

始めは少し痛かったけれど、指先が蠢くたび、私は痛みの奥にある快感に気づかされることになった。

「あ、あっ……そ、そこ……っ」

「ここがいいのか?」  

私の反応を鋭く感じとった冬弥さんは、その場所を集中して刺激し始めた。

「あっ! だめっ……ん、ああっ」  

奥を探るのとは別の指で、やわ肉の上方に突き出した肉芽をこすられる。電気のような快感に、ビクンと腰が跳ねた。

「ああっ!」  

ふたつの場所を一度に責め立てられ、身体の奥に灯った絶頂感の炎があっという間にふくれていくのがわかった。

「あっ、だめ……冬弥さん、それ、こわい……っ」  

私は冬弥さんの背中にしがみつく。

「大丈夫だ、俺がいるから」  

冬弥さんに耳もとでささやかれて、安心と愉悦が混ざりあう。わけがわからないほど気持ちがよかった。

「あ、あ……っ」  

大きな快感が弾けそうになる寸前、内側からすっと指が引き抜かれる。え? と思った次の瞬間、指よりも熱く、大きなものが私の中へと入ってきた。

「あっ……ああ……っ!」

「有莉子……!」  

冬弥さんが私の中に身を埋めたその瞬間、頭の中が真っ白になるような絶頂が私の全身に満ちた。

前回のストーリーを読む



★ワンコ系年下男子 梶村真生のストーリーを電子書籍で先読み!
★ワンコ系年下男子 梶村真生のストーリーを第1話から読む

★傲慢ドSイケメン 貴志冬弥のストーリーを電子書籍で先読み!
★傲慢ドSイケメン 貴志冬弥のストーリーを第1話から読む

★オネエ系イケメン 桜沢葵のストーリーを電子書籍で先読み!
★オネエ系イケメン 桜沢葵のストーリーを第1話から読む

★クールイケメン 栗原聡一のストーリーを電子書籍で先読み!
★クールイケメン 栗原聡一のストーリーを第1話から読む

★「イケパラ☆シェアハウス」全話を電子書籍で先読み!
★「イケパラ☆シェアハウス」全話を読む

著者・深志美由紀(みゆきみゆき)プロフィール

官能小説家。「あなたは私を解き放つ」にてコバルト文庫ノベル大賞佳作受賞。
「花鳥籠」にて第一回団鬼六賞優秀作受賞、映画化。
スポーツニッポンにて火曜水曜エッセイ連載、乙女系電子書籍多数配信中。
著作に「美食の報酬」(講談社文庫)「ゆっくり破って」(イーストプレス)など。
CSエンタメ~テレ「女の秘蜜 妄想ノススメ」アンコール放送中。
ツイッター:@angelusace

(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】
モデルプレス
モデルプレス - 頭の中が真っ白になるような絶頂。好きな人に触れられると、こんなに気持ちがいいんだ――<イケパラ☆シェアハウス貴志冬弥編 第9話>
今読んだ記事

頭の中が真っ白になるような絶頂。好きな人に触れられると、こ…

この記事を気に入ったら
いいね!してね

関連リンク

関連記事

「ラブ」カテゴリーの最新記事