やせたかったら腹筋?筋トレは毎日していい?筋トレ法のウソ、ホント

ボディメイク専門家に聞く。筋トレ法のウソ、ホント「×:やせたかったら腹筋」「×:筋トレは毎日していい」
ボディメイク専門家に聞く。筋トレ法のウソ、ホント「×:やせたかったら腹筋」「×:筋トレは毎日していい」
筋トレ効果を得るには毎日○時間継続する、筋トレ前にはジョギングを……などなど、ちまたにあふれる筋トレの方法は本当に正しいのかどうかが気になります。そこで、ボディメイク・ダイエット専門家でスタジオ「Models モデルズ」主宰のおぜきとしあきトレーナーに、真意のほどをお尋ねしました。

■カロリー消費重視か、やせ体質を作りたいのか

Q1. やせたかったら腹筋を鍛える。○? ×?

おぜきトレーナー × 腹筋を鍛えるよりもスクワットなど大きな部位の筋肉を鍛えた方が、1回当たりのカロリー消費が格段に多くなります。また、脂肪を燃焼する器官は筋肉です。スクワットは、太ももからお尻、おなかなど体の大きな部位の筋肉を効率よく鍛えられるエクササイズなので、やせ体質になりやすいと言えます。

筋トレには、「カロリーを消費する」と「やせ体質を作る」という2つの意味合いがあり、両面が生かされてこそ、よりやせやすくなります。

トレーニング中の動作スピードによっては、カロリーだけが消費されて、「やせ体質作り」の面が失われてしまうことがあります。

例えば、スクワットを行う場合は、ゆっくりと足を曲げて下りることで、「カロリーを消費する」と「やせ体質を作る」という両方が可能になり、よりやせやすい運動となります。上下運動のスピード優先でぱっぱっとスクワットをすると、カロリー消費にはなりますが、脂肪燃焼につながらず、疲労感が増すだけでやせ体質作りにはなりません。

Q2. 筋トレの効果をじゅうぶんに得るコツとは、大きい筋肉→小さい筋肉の順番にトレーニングを行う。○? ×?

おぜきトレーナー × 順番によって効果が変わる、ということはありません。先に小さな部位から行って大きな部位に移行したとしても、後から「疲れてトレーニングできない」ということでなければ問題ありません。

Q3. 筋トレは毎日していい? ○? ×?

おぜきトレーナー  × カロリー消費の面から考えれば、毎日多く行えば有利に思いますが、アスリートではない一般の人がやせ体質作りを重視する場合は、週に2~3日行うのがベストです。

何を重視してトレーニングしたいか、継続できるのはどの方法か、自分の性格、ライフスタイルと照らし合わせながら、無理なく続けられる方法で行うのが最もよいのです。

毎日筋トレしたい人は、いつも同じ部位を行うのではなく、曜日ごとに鍛える部位を変えて、少しずつトレーニングするのが効果的です。

Q4. 筋トレ前後は、ストレッチや軽いジョギングをしたほうがいい。○? ×?

おぜきトレーナー △ 筋トレ前には体を温めておくといいでしょう。「今から筋トレをしますよ」という信号を神経や脳に与える意味と、体が冷えてパフォーマンスが通常以下になっている場合に、温めて体を平常時に戻す意味があります。

ですが、もしその2点がすでに整っている状態なら、あらかじめストレッチやジョギングを行う必要はありません。

軽い運動をしたつもりが、筋トレ前に疲れてしまってパフォーマンスが落ちることにつながるからです。準備運動はあくまで軽めに、体力面やその日の体調に気を配りながら体を温める程度にしましょう。

Q5.筋肉痛が残っている状態で筋トレをすると効果がある。○? ×?

おぜきトレーナー △ 筋肉痛があっても動ける場合は、カロリーが消費されるという面からトレーニング効果は期待できます。無理のない範囲で行いましょう。

ただし、ひどい痛みで動けない状態であれば、やせ体質を作るためには疲労感を鎮めることの方が大事ですから、運動は休みましょう。同時に、バランスのよい食事と糖分を含まない水分を十分にとることをお勧めします。

特に、ビタミンB群は代謝を促して疲労回復に効果があると言われています。またミネラルには体の調子を整える働きがあります。これらの栄養素を豊富に含む卵、玄米、肉類(特に豚肉)、レバー、ウナギ、緑黄色野菜、豆類、バナナなどをバランスよく食べましょう。

Q6.プロテインは朝に摂るのがいい。○? ×?

おぜきトレーナー ○ 睡眠中は成長ホルモンが分泌されて筋肉の回復と成長が促されているので、前日の夜にとったプロテインは寝ている間に消化されています。ですから、目覚めの朝にとるのが最も効果的です。朝食といっしょにとると1日のスタート時のエネルギーチャージになり、またとり忘れないためにも有効です。

サプリメントのプロテインではなくても、魚や卵、肉などタンパク質を朝食でとることも同様に効果が望めるのでお勧めです。

筋トレ効果を推し測るとき、その判断基準は、「今日のカロリー消費を考える」のか、「やせ体質を目指して継続するのか」によるところが大きいようです。迷ったらこの基本の考えに立ち返って実践するようにしましょう。

(岩田なつき/ユンブル)

取材協力・監修
おぜきとしあき氏。ボディメイクスタジオ「Models モデルズ」主宰。AFAA認定パーソナルトレーナー。「ダイエット・ボディメイク専門のパーソナルトレーナー」の日本における第一人者。ボディメイク指導歴は20年以上、1万人超の指導実績を持つ。
マイナビウーマン

Hot Word !人気のキーワード

セルライト ローラ 泉里香 中村アン

Photo Ranking画像ランキング

Diet Listダイエット一覧

YouTube Channel


TOP