ロンドン市長のボリス・ジョンソン氏、日本の子供たちにエール
2015.10.15 16:48
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公務で来日中のロンドン市長、ボリス・ジョンソン氏が、未来のラグビー日本代表の可能性を秘める子供たちへエールを贈った。
15日、都内にて開催されたイベントで、日本の子供たちと一緒にストリートラグビーを実施。途中、子供とぶつかって倒れた場面があったが、「試合中にあるお子さんと衝突をしてしまいました。どのお子さんだったか分からないのですが、大事なのは、お互いに倒れてしまったけれど、再びちゃんと立ち上がることができたこと。これこそラグビーであり、人生であると思いました」と振り返った。
「この先大きくなって、ブレイブ・ブロッサムズ(=ラグビー日本代表の愛称)になるような、勇敢で試合の上手な選手になっていくのではないか」と、開催中のラグビーワールドカップ・イングランド大会にて、日本代表が1次リーグ敗退ながら強豪国を破っての3勝1敗という好成績を残したことを背景に、子供たちへエールを贈った。
「ロンドンにお越し頂いて、楽しんで」
ジョンソン氏は、1872年にロンドンのパブでラグビーのルールが初めて制定されたというエピソードを紹介し、「今度はぜひ、みなさん、ロンドンにお越し頂いて、楽しんで頂けたらと思います」と笑顔。「2020年の東京オリンピック・パラリンピックの成功を、2019年のラグビーワールドカップの成功を祈念しています」とメッセージを送った。イベントでは、ジョンソン氏は子供たちが作った花道を通って、会場に姿を現した。途中、子供たちからサインを頼まれて笑顔で応える一幕も。子供たちと一緒に汗を流した後は、浮世絵で制作された似顔絵をプレゼントされ、終始、笑顔でイベントを終えた。
ストリートラグビーとは、「スポーツの存在価値と社会貢献性を未来に生かす」というテーマのもと、各地公道に芝生を張り、周辺地域の子供や大人たちがラグビー初心者でも遊び感覚でラグビーを楽しめるイベント。内容は“ラグビーボールを持った鬼ごっこ”と換言することもでき、ラグビーのルールを知らなくても老若男女が気軽に楽しめる。(modelpress編集部)
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