北川景子&深田恭子、キスシーン&お互いの素顔を語る モデルプレスインタビュー
2013.11.03 07:00
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北川景子、深田恭子という2大女優の初共演で話題を集める映画『ルームメイト』(11月9日公開)。モデルプレスは二人にインタビューを行い、お互いの印象や役作り、撮影エピソードなど、心の奥底に潜む極限レベルの心理劇が完成した裏側に迫った。
同作は今邑彩のベストセラー小説を原案に、2人の女性のルームシェアで起こる不穏な事件を描いたホラー作品。交通事故に遭い入院した荻尾春海(北川)と、それを支えた看護師の西村麗子(深田)が意気投合し、退院をきっかけにルームシェアをスタートさせるところから物語は始まる。順調に思えた共同生活だったが、ある日不可解な事件が起き、ついには殺人事件が発生。身の危険を感じた春海の前に現れたのは、麗子の姿をした「マリ」と名乗る全くの別人だった―。
【SPECIAL INTERVIEW】
深田:自分だけの力で変わっているわけではないというか、衣装だったり照明だったり演出だったりがあって雰囲気が変わる。それでも演じ分けるのは難しかったりするので、それはもう違う人物として捉えて、切り替えというよりは、それぞれの人間なんだって思って演じました。
― なるほど。北川さんはクライマックスに向けて驚愕の真実を表現しなければならなかったわけですが、何に苦労されましたか?
北川:私はやっぱり二重人格の人を見た時のリアクションですね。実際にそういう方にお会いしたことがなかったので、どういう反応になるのか、というのが全然想像つかなくて…。もしかしたら「ハッ!」ともしなくて固まっちゃうのかもしれないし、逃げ出すのかもしれない、そういうリアクションに対するリアリティーをどのように追求すればいいのかっていうのがすごく難しかったです。あとは「お客さんが最初は春海に共感してどんどん麗子を恐いって思わなければいけない。そこにいかにお客さんを引き込めるかっていうのが北川さんにかかっている」と最初に監督に言われていたので、かなりのプレッシャーでした(笑)。
― 北川さんの演技にすごく説得力を感じました。ほかにもお二人の掛け合いというか一緒にいるシーンを観て、息がピッタリだなという印象を受けました。何か演じる上で意識したことはありますか?
北川:深田さんのお芝居をとにかく見て、それに呼応するように、自分は春海を自然体で演じることを意識しました。なので、二人で演じている時は話し合ってやったという感じではなくて、その場で生まれたものが多い。噛み合わなくて「もうちょっとこうしない?」ってなったこともなかったですしね。本当にお互いが自然体の演技をしたことで、うまく合致したという感じです。
深田:同じ原作、台本を読んでそれぞれの役を演じているので、息が合っているって思っていただけることは本当に嬉しいです。
北川:緊張…う~ん、ちょっと緊張(笑)。でも普段からどのシーンも初めてやるお芝居ということで緊張感を持ってやっていますので、キスシーンだから緊張したということはありませんでした。でも女性同士は初めてだったのでやっぱり「ど、どうしよう…」みたいなのはありましたよ(笑)。
深田:あのシーンはわりと長回しで撮ったので、私はセリフを言ったり、タバコに火をつけたり、キスしたり、ビンタしたり、すごく短い時間の中でいろんなことをしなきゃいけなかったので、どの演技もドキドキしっぱなしでした。
北川:深田さんと性格はかなり違うと思うんですけど、この作品をよくしたい、成功させたい、お客さんに楽しんでもらいたいという想いが同じ方向に向かっていたなとは感じました。役者のタイプ的に自分がよく映ればいいとか、自分がうまく演じられたからそれでいいとは思っていなくて、お互いにそれで良かったのか、っていうのを思いやり合いながらできたような気がしています。たぶんその部分で気持ちが通じ合うことができたし、そこが似ているから2人の雰囲気とかもマッチしたのではないかなと思います。
― 撮影の合間ではどのようなお話をされましたか?持っていたイメージと違った部分などもあればお聞かせください。
北川:本当に他愛もない話、何が美味しいとか何が美容にいいとか、普通の20代後半から30代前半の女性が話すようなことばかり話していました。一瞬、女優であることを忘れるくらい友達みたいに話していたような…(笑)。私、深田さんのことを勝手なイメージですごく可愛らしい、女の子らしい方だと思っていたんですけど、今回一緒にお仕事をさせていただいて、意外と男らしいな方なんだなと思いました。撮影のためだったら「血糊とかかけちゃってください、大丈夫です、役ですから」というところとかもカッコイイなって。あと仕事のためにかける熱というか本気。フェミニンだけじゃない魅力がすごくたくさんあって見習いたなと思いました。
― 深田さんはいかがですか?
深田:景子ちゃんのアクションに対する気持ちの強さですかね。「私何でも大丈夫です」とか「じゃあこうしてみるのはどうですか?」とか、どんどんアクション指導の方や監督に提案していく姿がすごいなと思いました。私はわりと保守的に「こんなことしたことないし、大丈夫かな?」って心配しちゃう面があるんですけど、景子ちゃんが「もっと強くやっても大丈夫!」って言ってくれて、そのおかげで乗り越えられたシーンもいっぱいあって。あと正義感があるなってすごく思いました。監督の演出に対しても「それはたぶんやりにくいと思う」って言ってくれたりとか。見ていて気持ちいいというか清々しいような時が何度もありました。
北川:ずっと人といる仕事なので、気を使わなきゃいけない時もありますし、本番前の緊張だったり、神経が休まらないことがけっこう多い。難しいんですけど、家に帰ったら仕事のことを考えないとか、精神的なストレスをなるべく溜めないように心がけています。あとは一生懸命エステなどに行ってもいいと思うんですけど、やりたいことをするのが大切。食べ過ぎはよくないけど、食べたいものを食べてみたりとか、週に1回だったらケーキは食べていいとか。厳しかったりハードな仕事もあるので、自分を適度に甘やかして楽しむことが、意外と自分が生き生きして美に繋がるのかなって思います。
深田:私はいかに現場を楽しんで心が元気でいるかっていうことを大切にしています。時間がないことに気持ちがいくよりも、だったら景子ちゃんと現場で話したりとか、そういうことが楽しかったら、それが自分にとっての幸せになるわけですから。うん、繰り返しになっちゃいますけど、楽しむことが私にとってはすごく大切ですね。
― 映画やドラマの撮影を乗り切るために、どのように体力作りをしていますか?
北川:余裕があって行ける時はジムに行ったりするんですけど、忙しいと1ヶ月以上行かなかったりします…。思い立ったら行くって感じですかね。あとお休みの時はけっこう寝るようにして、睡眠を大切にしています。
深田:撮影でスタジオに入ってたりすると、なかなか朝なのか夜なのか、わからなくなっちゃうんですよね。ずっと夕方の設定の撮影をしていたらなおさら。体内時計がぐちゃぐちゃになっちゃうので、私はお日さまに当たったりしますね。それだけで自分の気持ちがかなりリフレッシュできますし、そのタイミングで積極的に歩くようにしています。でも逆に言えばそれだけ。スタジオで撮影していると、本当にスタジオと控室の間しか歩いてなかったりするので、ちょっとしたことでも意識的に動くのは大切かなって。
北川:キレイな人はいっぱいいるから、やっぱり自分らしさが大切だと思います。頑張る時も、あの人がこうしてるから私もできなきゃいけないとか、周りに足並みを揃えることよりかは、自分らしく輝くことがすごく大切なんじゃないかなって。「自分は自分!」そう言い聞かせてポジティブに頑張ってほしいです。
深田:一つ言えることは、その時の自分らしさで全力で頑張ることが、どんなお仕事でも一番大切かなって思います。
― ありがとうございました。
同作の見どころに、麗子(深田)が豹変して春海(北川)に襲いかかる女と女の対決シーンがある。身近にいる信頼していた人物が本当は恐ろしい人なのかもしれない…という心理的な恐怖は、きっと観たものを引きつけるに違いない。
インタビューでは、そんな春海と麗子を演じた二人から、過酷な撮影を一緒に乗り越えてきたからこそ生まれたであろう絆の深さを感じた。それは言葉の端々しかり、時折見せるアイコンタクトしかり。初共演の北川と深田が魅せる“美しいほどに恐ろしい”戦慄の物語が、11月9日より全国ロードショーとなる。(モデルプレス)
■映画『ルームメイト』
原案:今邑彩「ルームメイト」(中公文庫)
監督・脚本:古澤健
音楽:安川午朗
出演:北川景子、深田恭子、高良健吾 ほか
<ストーリー>
派遣社員として働いている23歳の萩尾春海(北川景子)は、ある日、交通事故に遭い昏睡状態に。命に別状はなかったものの頭を強く打ち、片足は骨折、しばらく入院することになってしまう。そんな春海を気遣い優しく支えてくれたのは、看護師の西村麗子(深田恭子)だった。春海と麗子。患者と看護師として病院で初めて会った2人だったが、なぜか互いに親近感を覚え意気投合。春海の退院をきっかけに麗子はルームシェアを提案し、一緒に暮らしはじめる。「麗子みたいな人だったら、ずっと一緒にいたい」「私もだよ、春海」と、2人の共同生活は順調にみえた。麗子の奇妙な言動を目にしてしまうまでは──。やがて春海の周りで不可解な事件が起き、ついには殺人事件までもが起きてしまう。そして、春海の前に麗子と見た目がそっくりのマリが現れる。
映画『ルームメイト』公式サイト http://www.roommate2013.com/
■北川景子(きたがわ・けいこ)プロフィール
1986年8月22日生まれ/兵庫県出身/身長160cm/O型
2003年の女優デビュー以降、立て続けに話題のTVドラマ・映画に出演し、高い人気を得る。主な映画出演作に『ハンサム★スーツ』(08)、『花のあと』『瞬 またたき』(10)、『パラダイス・キス』(11)、『謎解きはディナーのあとで』(13)などがある。また『ジャッジ』(14年1月公開予定)、『抱きしめたい』『悪夢ちゃん The 夢ovie』(14年公開予定)など、待機作品も多数。
■深田恭子(ふかだ・きょうこ)プロフィール
1982年11月2日生まれ/東京都出身/身長163cm/O型
ドラマ「神様、もう少しだけ」(98/CX)で注目を集め、2004年には映画『下妻物語』で毎日映画コンクール主演女優賞を最年少で受賞したほか、多数の映画賞を受賞。主な映画出演作に『阿修羅のごとく』(03)、『ヤッターマン』(09)、『夜明けの街で』『ワイルド7』(11)などがある。2014年春に『偉大なる、しゅららぼん』が公開予定。
【SPECIAL INTERVIEW】
多重人格者を演じてみて…
― 本格的な多重人格を演じるのは初めての挑戦だと思うのですが、役作りをする上で何が難しかったですか?「麗子」と「マリ」とではガラッと雰囲気が変わりますよね。深田:自分だけの力で変わっているわけではないというか、衣装だったり照明だったり演出だったりがあって雰囲気が変わる。それでも演じ分けるのは難しかったりするので、それはもう違う人物として捉えて、切り替えというよりは、それぞれの人間なんだって思って演じました。
― なるほど。北川さんはクライマックスに向けて驚愕の真実を表現しなければならなかったわけですが、何に苦労されましたか?
北川:私はやっぱり二重人格の人を見た時のリアクションですね。実際にそういう方にお会いしたことがなかったので、どういう反応になるのか、というのが全然想像つかなくて…。もしかしたら「ハッ!」ともしなくて固まっちゃうのかもしれないし、逃げ出すのかもしれない、そういうリアクションに対するリアリティーをどのように追求すればいいのかっていうのがすごく難しかったです。あとは「お客さんが最初は春海に共感してどんどん麗子を恐いって思わなければいけない。そこにいかにお客さんを引き込めるかっていうのが北川さんにかかっている」と最初に監督に言われていたので、かなりのプレッシャーでした(笑)。
― 北川さんの演技にすごく説得力を感じました。ほかにもお二人の掛け合いというか一緒にいるシーンを観て、息がピッタリだなという印象を受けました。何か演じる上で意識したことはありますか?
北川:深田さんのお芝居をとにかく見て、それに呼応するように、自分は春海を自然体で演じることを意識しました。なので、二人で演じている時は話し合ってやったという感じではなくて、その場で生まれたものが多い。噛み合わなくて「もうちょっとこうしない?」ってなったこともなかったですしね。本当にお互いが自然体の演技をしたことで、うまく合致したという感じです。
深田:同じ原作、台本を読んでそれぞれの役を演じているので、息が合っているって思っていただけることは本当に嬉しいです。
女性同士のキスシーンは「ちょっと緊張」
― 劇中ではお二人のキスシーンもありましたね。いかがでしたか?北川:緊張…う~ん、ちょっと緊張(笑)。でも普段からどのシーンも初めてやるお芝居ということで緊張感を持ってやっていますので、キスシーンだから緊張したということはありませんでした。でも女性同士は初めてだったのでやっぱり「ど、どうしよう…」みたいなのはありましたよ(笑)。
深田:あのシーンはわりと長回しで撮ったので、私はセリフを言ったり、タバコに火をつけたり、キスしたり、ビンタしたり、すごく短い時間の中でいろんなことをしなきゃいけなかったので、どの演技もドキドキしっぱなしでした。
北川&深田の素顔
― 今回お二人は初共演ですが、お互いに似ているなと感じた部分はありましたか?北川:深田さんと性格はかなり違うと思うんですけど、この作品をよくしたい、成功させたい、お客さんに楽しんでもらいたいという想いが同じ方向に向かっていたなとは感じました。役者のタイプ的に自分がよく映ればいいとか、自分がうまく演じられたからそれでいいとは思っていなくて、お互いにそれで良かったのか、っていうのを思いやり合いながらできたような気がしています。たぶんその部分で気持ちが通じ合うことができたし、そこが似ているから2人の雰囲気とかもマッチしたのではないかなと思います。
― 撮影の合間ではどのようなお話をされましたか?持っていたイメージと違った部分などもあればお聞かせください。
北川:本当に他愛もない話、何が美味しいとか何が美容にいいとか、普通の20代後半から30代前半の女性が話すようなことばかり話していました。一瞬、女優であることを忘れるくらい友達みたいに話していたような…(笑)。私、深田さんのことを勝手なイメージですごく可愛らしい、女の子らしい方だと思っていたんですけど、今回一緒にお仕事をさせていただいて、意外と男らしいな方なんだなと思いました。撮影のためだったら「血糊とかかけちゃってください、大丈夫です、役ですから」というところとかもカッコイイなって。あと仕事のためにかける熱というか本気。フェミニンだけじゃない魅力がすごくたくさんあって見習いたなと思いました。
― 深田さんはいかがですか?
深田:景子ちゃんのアクションに対する気持ちの強さですかね。「私何でも大丈夫です」とか「じゃあこうしてみるのはどうですか?」とか、どんどんアクション指導の方や監督に提案していく姿がすごいなと思いました。私はわりと保守的に「こんなことしたことないし、大丈夫かな?」って心配しちゃう面があるんですけど、景子ちゃんが「もっと強くやっても大丈夫!」って言ってくれて、そのおかげで乗り越えられたシーンもいっぱいあって。あと正義感があるなってすごく思いました。監督の演出に対しても「それはたぶんやりにくいと思う」って言ってくれたりとか。見ていて気持ちいいというか清々しいような時が何度もありました。
美の秘訣とは…
― 本作には「美人の素顔は恐ろしい」というキャッチコピーもありますが、お二人の美の秘訣を教えてください。北川:ずっと人といる仕事なので、気を使わなきゃいけない時もありますし、本番前の緊張だったり、神経が休まらないことがけっこう多い。難しいんですけど、家に帰ったら仕事のことを考えないとか、精神的なストレスをなるべく溜めないように心がけています。あとは一生懸命エステなどに行ってもいいと思うんですけど、やりたいことをするのが大切。食べ過ぎはよくないけど、食べたいものを食べてみたりとか、週に1回だったらケーキは食べていいとか。厳しかったりハードな仕事もあるので、自分を適度に甘やかして楽しむことが、意外と自分が生き生きして美に繋がるのかなって思います。
深田:私はいかに現場を楽しんで心が元気でいるかっていうことを大切にしています。時間がないことに気持ちがいくよりも、だったら景子ちゃんと現場で話したりとか、そういうことが楽しかったら、それが自分にとっての幸せになるわけですから。うん、繰り返しになっちゃいますけど、楽しむことが私にとってはすごく大切ですね。
― 映画やドラマの撮影を乗り切るために、どのように体力作りをしていますか?
北川:余裕があって行ける時はジムに行ったりするんですけど、忙しいと1ヶ月以上行かなかったりします…。思い立ったら行くって感じですかね。あとお休みの時はけっこう寝るようにして、睡眠を大切にしています。
深田:撮影でスタジオに入ってたりすると、なかなか朝なのか夜なのか、わからなくなっちゃうんですよね。ずっと夕方の設定の撮影をしていたらなおさら。体内時計がぐちゃぐちゃになっちゃうので、私はお日さまに当たったりしますね。それだけで自分の気持ちがかなりリフレッシュできますし、そのタイミングで積極的に歩くようにしています。でも逆に言えばそれだけ。スタジオで撮影していると、本当にスタジオと控室の間しか歩いてなかったりするので、ちょっとしたことでも意識的に動くのは大切かなって。
最後に二人からメッセージ
― そういう積み重ねがお二人の美にも繋がっているんですね。最後に、お二人のようにエンターテインメントの世界で活躍したいと頑張っている女の子に、夢を叶えるアドバイスをお願いします!北川:キレイな人はいっぱいいるから、やっぱり自分らしさが大切だと思います。頑張る時も、あの人がこうしてるから私もできなきゃいけないとか、周りに足並みを揃えることよりかは、自分らしく輝くことがすごく大切なんじゃないかなって。「自分は自分!」そう言い聞かせてポジティブに頑張ってほしいです。
深田:一つ言えることは、その時の自分らしさで全力で頑張ることが、どんなお仕事でも一番大切かなって思います。
― ありがとうございました。
同作の見どころに、麗子(深田)が豹変して春海(北川)に襲いかかる女と女の対決シーンがある。身近にいる信頼していた人物が本当は恐ろしい人なのかもしれない…という心理的な恐怖は、きっと観たものを引きつけるに違いない。
インタビューでは、そんな春海と麗子を演じた二人から、過酷な撮影を一緒に乗り越えてきたからこそ生まれたであろう絆の深さを感じた。それは言葉の端々しかり、時折見せるアイコンタクトしかり。初共演の北川と深田が魅せる“美しいほどに恐ろしい”戦慄の物語が、11月9日より全国ロードショーとなる。(モデルプレス)
■映画『ルームメイト』
原案:今邑彩「ルームメイト」(中公文庫)
監督・脚本:古澤健
音楽:安川午朗
出演:北川景子、深田恭子、高良健吾 ほか
<ストーリー>
派遣社員として働いている23歳の萩尾春海(北川景子)は、ある日、交通事故に遭い昏睡状態に。命に別状はなかったものの頭を強く打ち、片足は骨折、しばらく入院することになってしまう。そんな春海を気遣い優しく支えてくれたのは、看護師の西村麗子(深田恭子)だった。春海と麗子。患者と看護師として病院で初めて会った2人だったが、なぜか互いに親近感を覚え意気投合。春海の退院をきっかけに麗子はルームシェアを提案し、一緒に暮らしはじめる。「麗子みたいな人だったら、ずっと一緒にいたい」「私もだよ、春海」と、2人の共同生活は順調にみえた。麗子の奇妙な言動を目にしてしまうまでは──。やがて春海の周りで不可解な事件が起き、ついには殺人事件までもが起きてしまう。そして、春海の前に麗子と見た目がそっくりのマリが現れる。
映画『ルームメイト』公式サイト http://www.roommate2013.com/
■北川景子(きたがわ・けいこ)プロフィール
1986年8月22日生まれ/兵庫県出身/身長160cm/O型
2003年の女優デビュー以降、立て続けに話題のTVドラマ・映画に出演し、高い人気を得る。主な映画出演作に『ハンサム★スーツ』(08)、『花のあと』『瞬 またたき』(10)、『パラダイス・キス』(11)、『謎解きはディナーのあとで』(13)などがある。また『ジャッジ』(14年1月公開予定)、『抱きしめたい』『悪夢ちゃん The 夢ovie』(14年公開予定)など、待機作品も多数。
■深田恭子(ふかだ・きょうこ)プロフィール
1982年11月2日生まれ/東京都出身/身長163cm/O型
ドラマ「神様、もう少しだけ」(98/CX)で注目を集め、2004年には映画『下妻物語』で毎日映画コンクール主演女優賞を最年少で受賞したほか、多数の映画賞を受賞。主な映画出演作に『阿修羅のごとく』(03)、『ヤッターマン』(09)、『夜明けの街で』『ワイルド7』(11)などがある。2014年春に『偉大なる、しゅららぼん』が公開予定。
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