「egg」休刊、創刊から19年の歴史と渋谷ギャルの現状

大洋図書から発刊されるギャル雑誌「egg」が、5月31日発売の7月号をもって休刊することが明らかとなった。渋谷ギャルの代名詞とも言える同誌は、19年間に及ぶ歴史の中で様々なトレンドや人気読者モデルを生み出してきた。
「egg」休刊、創刊から19年の歴史と渋谷ギャルの今に迫る
「egg」休刊、創刊から19年の歴史と渋谷ギャルの今に迫る
eggポーズ、コギャル、ガングロなどブーム創出

1995年に創刊され、昨年6月号で200号の大台に乗った「egg」。最終号となる次号で、その歴史は19年9カ月を迎える。渋谷女子高生の“リアル”を切り取る中で、ルーズソックスやコギャル、へそ出しルックなどのブームを創出。プリクラでは両手を前に大きく広げる“eggポーズ”が定番となった。1990年代後半~2000年にかけてはガングロ肌×メッシュヘアの“ヤマンバ”ブームが到来。目の周りを白く塗ったガングロギャルが表紙を飾った。

1999年、50万部を発行していたと言われる人気絶頂の中で休刊となったが、その後復刊を遂げる。企画としてはストリートスナップを中心に、その時々の“イケてる”ギャルのパーソナルに迫る特集、そして他誌ではタブーとされる性や非行などの話題もリアルに描写。ギャルたちがパンストをかぶったり、顔に落書きをしたりといった“ヨゴレ”企画も「egg」ならではのお家芸だった。

卒業生には押切もえ、今井華ら



同誌を盛り上げたカリスマ読者モデルの代表格としては、約8年間にわたって活躍した渡辺かおるや、“ルミリンゴ”こと板橋瑠美、そして現在各メディアにひっぱりだこの益若つばさや押切もえも同誌出身。最近では細井宏美川端かなこの“ろみかな”コンビ、現「S Cawaii!」モデルの“ねもやよ”こと根本弥生、フジテレビ系「テラスハウス」元レギュラーで現「JELLY」モデルの今井華などが人気を博した。

「JK egg」や「GLiA」といった派生誌も多く誕生したがいずれもムック本で月刊化にはつながらなかった。1999年に創刊された兄妹誌「men’s egg」も昨年10月に休刊している。

「egg」2008年7月号(大洋図書、2008年5月31日発売)表紙:渡辺かおる
「egg」2008年7月号(大洋図書、2008年5月31日発売)表紙:渡辺かおる
egg別冊「egg120%ろみかな」(大洋図書、2010年7月12日発売)左から:川端かなこ、細井宏美
egg別冊「egg120%ろみかな」(大洋図書、2010年7月12日発売)左から:川端かなこ、細井宏美
「egg」2010年1月号(大洋図書、2009年12月1日発売) 表紙:ねもやよ(根本弥生)
「egg」2010年1月号(大洋図書、2009年12月1日発売) 表紙:ねもやよ(根本弥生)
“ナチュラル化”の波と相次ぐ休刊

最近ではギャル誌においても、「ギャル」とは対極にあった「清楚」や「ナチュラル」といったワードが躍り、「egg」に登場するモデルも白肌のナチュラルメイクが目立つようになってきた。その一方で、「渋谷カルチャーを世界へ」という使命のもと2012年に結成された黒ギャルサークル「black diamond(ブラックダイヤモンド)」は、テレビ番組で“進化系黒ギャル”として特集が組まれるなど、「egg」発のカルチャーは今も街に息づいている。

「JK egg」Vo.2より(2012年6月22日発売)画像提供:大洋図書
「JK egg」Vo.2より(2012年6月22日発売)画像提供:大洋図書
黒ギャルブームの再燃も?/ギャルサークル・black diamond(ブラックダイヤモンド)
黒ギャルブームの再燃も?/ギャルサークル・black diamond(ブラックダイヤモンド)
とは言え、最近では出版社・インフォレストの業務停止により、同社が発刊するギャル雑誌「小悪魔ageha」「Happie nuts」が相次いで発売延期となったばかり。ネット上では「本当に寂しい」「ギャルの時代がまた来るって信じる」「本当にギャル雑誌が消える」「未だに信じられない」など、戸惑いの声が上がっている。(モデルプレス)

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