多部未華子“10年ぶり”晴れ舞台でも天然発揮「ぼーっとしている」
2016.05.26 21:42
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女優の多部未華子が『第25回日本映画批評家大賞』にて主演女優賞を受賞。26日、東京・池袋の東京藝術劇場コンサートホールにて行われた授賞式に登壇した。
17歳の頃に同新人賞を受賞した2005年から、約10年の歳月を経た今回「ピースオブケイク」で主演女優賞を受賞。同作では恋愛に依存する“ダメ女”役で体当たりなラブシーンにも挑戦しており、イメージを覆す熱演を評価された。
多部未華子、新人賞から10年越しで主演女優賞
10年前の授賞式について、「ぼーっとしていた」と振り返った多部は、トロフィーをじっと見つめながら「今も、そうですね…。なぜ私がここに立っているのかわからずぼーっとしているんですけれども、じわじわと実感してくるんだと思います」と天然ぶりを発揮。会場が和やかな笑いに包まれる中、年齢とともに求められる役が変化していく役者人生を「とても毎日刺激的で、幸せな生活を送っております」と笑顔で語り、「これからも日々精進して、学んで、苦しんで、でも楽しんでやっていきたいと思います」と抱負を述べた。
「第25回日本映画批評家大賞」
映画界を励ます目的のもと、現役の映画批評家が集結し、批評家ならではの視点で選出される同賞は、1991年にはじまり今年で25回目を迎える。多部のほか、新人女優・男優賞に「ソロモンの偽証」の藤野涼子、板垣瑞生、「グラスホッパー」の山田涼介、助演女優賞に「駆込み女と駆出し男」の満島ひかり、助演男優賞に「ビリギャル」の伊藤淳史、主演男優賞に「岸辺の旅」の浅野忠信が輝いた。(modelpress編集部)
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